筆の洗い方
洗うの?洗わないの?
お教室の時だけ、学校とお教室の時だけ…と言う方は、その間2日以上空くなら洗いましょう。
連日書く場合は、筆に蓋をして乾燥を防ぎます。一時的ならラップを巻く方法もあります。
しっかり筆の中に墨汁が浸透していると、書き心地が良いとお感じになるでしょう。
ただし、磨った墨を使ったときは毎回洗います。水道水が長く筆に付いていると悪さをするというのがその理由です。
と、私のお仲間にはこの様にお伝えしますが、あなたのお教室の先生に従ってくださいね。
なお、小筆は毛先だけ洗うか、毛先の墨を書き損じの紙などでふき取るだけでよいのです。毛先以外は束を崩さないというのが重要です。うっかり全部ばらしてしまうと小筆はその役目を果たせなくなってしまいます。
逆に、書いたまま洗わず放っておいた筆は、墨でカチコチに固まってしまいます。これでは書けません。
これを続けると、毛の根元からボロッと落ちます。安価な筆は特にこのようになりやすいとも言われます。